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暴力団幹部と日大理事長のツーショット――背景に山口組の勢力争いか

2015年1月13日8:21PM

「日本でいま最も危険で、最も代償の高くつく写真」という見出しでネット新聞「ヴァイス」が11月20日付で報じた記事が物議を醸している。山口組六代目組長の司忍氏と日本大学理事長田中英壽氏のツーショットだ。

山口組は構成員5万人を誇る日本最大の暴力団であり、田中氏は公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)の副会長だ。今年2月には『週刊文春』が田中氏と住吉会会長らとのスリーショット写真を掲載しており、巷では「今回の写真も驚くような話ではない」という意見がもっぱらだ。

ある事情通は「篠田建市(司忍氏の本名)は数年前にも都内の日大板橋病院に診察を受けにきたことがあり、そのときも田中さんと記念のツーショットを撮っている。ヤクザを受け入れる病院は日大くらいだから」と話し、その前段をこう明かす。「田中さんと山口組の付き合いは14~15年前に遡る。かつて極東会(東京都内に本部を置く暴力団)にいたKさん――在日朝鮮人で、現在は産業廃棄物処理業――が、現山口組ナンバー2の高山清司氏を田中さんに紹介した。それが端緒になっている」

田中理事長追及キャンペーンを主導してきたのは民族派新聞『敬天新聞』である。同紙は田中理事長と暴力団との関係を執拗に批判してきた。ヤクザ事情に詳しいジャーナリストの成田俊一氏は「この背景には山口組内の勢力争いがあるのではないか」とみている。

日大広報部に真偽をたずねると、こんな回答が返ってきた。

「この8月、ある団体からこの写真を送りつけられ、大学運営に関する要求をされました。のまなければ写真をバラまくということでしたので、日本大学は警視庁に被害届を出しました。この写真は偽造です。田中理事長に暴力団との付き合いは一切ありません」

一切ありませんと、言い切れるのだろうか。

(本誌取材班、12月12日号)

関連記事:日大名誉教授に山口組元大物幹部からの借金騒動

 

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