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6月2日に反原発同時アクション開催

2013年5月13日5:41PM

3つのグループの合同会見は初めて。(写真/内原英聡)

「6.2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」の市民参加を呼びかける記者会見が4月2日、東京都内のアルカディア市ヶ谷で開かれた。

 企画したのは、これまで原発の撤廃を目標に活動してきた3つのグループ。6月2日を「同時アクションの日」と位置づけ、各自の特色を活かした集会を都内3カ所で開催する。

 当日は「原発をなくす全国連絡会」が、11時から明治公園で3部構成の催し物を行なう。港区の芝公園23号地では、「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」の企画で、コンサートやデモ行進が13時より開かれる。「首都圏反原発連合」は、「0602反原発☆国会大包囲」として、16時からヒューマンチェーン(人間の鎖)で国会周辺を取り囲む。反原連はその後、17時より「国会前大集会」を予定。ここに、前者2団体も合流する。

 民主党政権の期間を含め、その前後で日本の「原発および核エネルギー開発」を主導してきたのは自民党だった。今年7月に実施される参院選後は、安倍晋三首相も全国の原発再稼働に向け本格的に動き出すことが予想される。

 今回の会見で、全日本民医連事務局長の長瀬文雄さんは「人の命を代償とするエネルギーは人類とは共生できない。今こそアベノミクス以上に強い『三本の矢』を示したい」と決意を語った。

(内原英聡・編集部、4月12日号)

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