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子どもの命と健康を守る!郡山集会

2011年11月15日7:29PM

「すべての子どもを守る」と話す武藤さん(左)。(写真/佐久間道子)

 福島県郡山市の市立小中学校に通う児童・生徒と保護者らが同市を相手に起こした「ふくしま集団疎開裁判」が最終局面を迎える中、JR郡山駅西口広場で10月15日、郡山集会が開かれ、参加した市民らが放射能から子どもを守るという裁判の正当性を訴えた。

 全国各地の市民団体などから200人余が参加。ハイロアクション福島の武藤類子さんが「裁判は福島のすべての子どもを守る大きな一歩」と感極まった様子で語り、俳優の山本太郎さんらも次々にメッセージを発信した。同裁判弁護団の柳原敏夫弁護士によると、郡山市中心部の放射能土壌汚染は深刻であり、裁判を起こした児童・生徒の通う7校のうち6校はチェルノブイリ事故による住民避難基準に照らすと「移住義務地域」「移住権利地域」に該当するという。このため裁判では年間1ミリシーベルト以下の安全な環境で教育を受けさせるよう求めている。柳原弁護士は「審理は異例の延長となっている。子どもたちに健康被害が発生してからでは遅い」と危機感を持って訴えた。

 福島原発事故から7カ月を経てもなお高い放射線量下での生活を強いられ、県内各地では親たちそれぞれの苦悩と葛藤が続く。参加者の1人は「私たちの怒りは県や国の遅すぎる対応にも向けられていることを忘れないでもらいたい」と憤った。集会後は、時折小雨が降る中を「原発いらない」「子どもを守れ」などと声を上げてデモ行進した。

(佐久間道子、10月21日号)

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