私的な年賀状は原則として出さない。生来のなまけものに加え、何よりも「明けましておめでとう」という文言を書く気になれない。年が改まれば、世の中は明るくなり未来が希望に輝く。そんなハリボテにすぎない夢は、抱いたところで気が重くなるだけ。だから、仕事上の賀状にも「迎春」と書くようにしている。などなど、ひねくれ者の繰り言をブツブツと唱えているうちに、1月もはや下旬。はてさて「正月」はいつ来て、いつ去ったのだろうか。
2008 年 1 月 のアーカイブ
愚かでない人間は存在しない。しかし、愚かであることを自覚し、日々、自戒する人間は存在する。こうした先達が、社会に数々の「知恵」を持ち込んでくれた。裁判制度もその一つである。
古臭かろうが、手垢がついていようが、真実をついた言葉を忘れてはいけない、捨ててはならない。これもそうだ。「一人は万人のために。万人は一人のために」。労働組合の役員をしていたころ、何度、喋り、書いたかわからない。「一人は万人のために。万人は一人のために」。20字足らずの文字が持つ、この重み。