イベント情報 関連イベントや読者会イベントなどをご案内いたします。

読者会から

あいち読者の会

8月21日(土)13時半~、「イーブルなごや」2階第1研修室。コロナ対策は、手の消毒、検温、3密回避および送風で対処しています。今月分の論戦からテーマに絞って報告。▼1335号「ようやく公開された森友問題」1126号(17年3月3日)の本誌は、当時の安倍首相や妻の昭恵および麻生財務大臣の名前を削除することから始まった公文書改竄を追及。嘘をつき捲り国会を冒涜し続けた忖度政治。一方で公僕を主張し厳しく抗ったものの限界に。命や財産を奪った国家権力者に言葉を失う。許し難いことです。同様なことが「金と権力に蝕まれた超大型公共事業・東京五輪」です。IOCの訪問先は広島・長崎よりも、まずは福島でしょう。コロナ禍五輪で一般の医療体制が崩壊寸前。入院や手術、治療への著しい阻害となり、まさに命の危機に晒されています▼30%をきった内閣支持率向上や政権維持(総選挙)に必要なのは五輪の成功しかない。コロナ感染症が拡大し、多数の中等・重症者がでれば、多くの人の命が絶たれます。五輪の即時停止と都市封鎖しかないのでは。臨時国会を開き、短期間の議論で法制化し都市封鎖せざるを得ないと考えます。せめて世界中の人々が「オリンピック」とは何かを問い直す機会であってほしい。記憶されない歴史は繰り返されるのです。問合せ(052・613・4028中島)

東三河読者会

8月22日(日)9時半~、豊橋市民文化会館第7会議室。1338号から4号を持参ください。会費200円程度。▼1332号38ページ「『楠公さん』復権へNHK大河ドラマ誘致の動き」をめぐって意見交換。大阪市などが天皇に忠義を尽す楠公精神を鼓舞する育鵬社の教科書を採択、『産経新聞』がバックアップし楠公ゆかりの市町村が「大河ドラマ誘致協議会」を設立。観光復興・地域活性化を掲げるが、臣民教育の検証はない。道徳優先・忠孝・忠臣で教科書を作り替え、その教科書が戦争賛美の日本人を作ったという。水戸学、万世一系、教育勅語、国体の本義、「我が国を覆う復古主義の動き」などAさんの報告に時間の厚さと重さを共有した▼五輪を延期してから「1年あったが、何もしなくても次の選挙に勝てる。政権は安泰」(1338号赤川次郎)と国民をなめ切り、「家が火事なのに祭りがしたい」(1337号「風速計」)とウソから始まった五輪。国立競技場のまわりはお祭り騒ぎだ。そのうえ開催に慎重だった人も、始まってしまえば理性もなく「勝つか負けるか」の世界へ。ここにスポーツの怖さがある。感染急拡大、医療崩壊しても一向に変わらない政権。世代間ギャップで個々人がバラバラ、野党の支持率は低迷のままで政治への希望も信頼もない。一体この国は何処へいくのか。商業五輪は「考える力」を奪い、ぼったくり経済と政治利用を加速させた。そろそろ中止でなく五輪廃止を考えよう。問合せ(090・7300・8121小林)

関門・北九州読者会

8月28日(土)13~15時、杉山歯科3階(北九州市小倉北区京町1、魚町交差点)。参加費500円。7月は5人。新型コロナが感染爆発しているのに五輪が強行されたことに議論が集中。「国民も『五輪をやってるから』と気持ちが緩んでいる」「菅首相らが『五輪自宅観戦で人流減』と苦しい説明に終始するのは許せない」「ワクチン接種は進んではいるが打てない人、打ちたくない人も大切にすべき」などの発言が。「自由で開かれたインド・太平洋戦略」に関して中国や日本の出方を注目する発言がありました。問合せ(093・521・1722杉山)

北大阪読者会withYOU

8月29日(日)13時半~15時半、サポートユニオンwithYOU事務所(阪急「茨木市駅」ソシオII)。7月は10人の参加。冒頭で「表現の不自由展かんさい」の会場準備等に参加した会員が16日当日の様子を報告。50分の展示見学で50人ずつが入場、多少無理な側面もあったが、若者も多く来ていて成功させたいという空気を感じた。反対派の大型街宣車が妨害活動を繰り返していたが毅然と対応していた。また、見学した2人も感想を報告。「チケット完売が早く、入れない人が多かった。会場が狭い。アーチストとしてはもう少し見ごたえのあるものがほしい」など。▼1337号12ページ、「狂気の沙汰」の五輪開催の記事に納得▼1336号・37号「日本の農業は守れるか(上・下)」の「無料の太陽光と無料の空気を使う農業の特質に還らなければ」に学ぶ▼1336号24ページ、木下ちがや論説を基に現実の関西における課題について論議。大阪では自治体の議員得票数の上位をほとんど維新系で占められている。一番警戒すべきは維新の動きだ▼1335号「新型コロナワクチンQ&A」は分かりやすかった。「辻元清美インタビュー」について信頼できそうだという見解と、否定的な意見が交錯したが論議は次回に。コロナで子どもの自殺が増えているという事実に注目したい。問合せ(072・655・5415相原)