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ジェンダー情報

【政府】「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」の公募を開始 11月13日

 厚生労働省では、ひとり親家庭に対しての自立支援の一環として、就業支援に積極的に取り組んでいる企業や団体を表彰する「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」の公募を11月13日から開始した。
 子育てと就業の両立が難しいなどの理由から、母子家庭の母、父子家庭の父の就業は困難な状況にある。このため同省は、働く環境整備の取組を促進すると同時に、ひとり親家庭の親の就業促進に向けた社会的機運を高めることを目的として2006年からこの表彰を実施している。受賞企業・団体の発表は来年3月の予定。 詳細はウェブサイトで。
URL・http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000183922.html

【裁判】サイボウズ社長、選択的夫婦別姓を認めない国を提訴へ 11月9日

 日本人と外国人との結婚では姓を選べるのに、日本人同士の結婚だと選択できないのは「法の下の平等」を定めた憲法に反するとして、ソフトウエア開発会社「サイボウズ」の青野慶久社長ら2人が、国に計220万円の損害賠償を求め、来春にも東京地裁に提訴する方針を固めた。法律婚した男性による夫婦別姓訴訟は初めて。
 青野さんは、2001年の結婚時に妻の姓を選択してからも旧姓を通称として使ってきた。しかし、所有していた株式の名義を戸籍上の姓に書き換えるのに約300万円を要した。「働き方が多様になった方が働きやすくなるのと同じで、姓も選択できる方が生きやすさにつながるはず」と訴える。(11/9『毎日新聞』夕刊より)

【インフォメーション】

◆11月18日(土)13:30~17:00
▼国際女性の地位協会設立30周年記念シンポジウム「21世紀のジェンダー平等‐女性差別撤廃条約からみる課題と展望」
▼報告:織田由紀子(JAWW副代表)、菅原絵美(大阪経済法科大学准教授)、早川紀代(近現代女性史研究者)
▼場所:文京区男女平等センター(地下鉄本郷三丁目駅、春日駅、後楽園駅)
▼参加費:500円(学生300円)
▼主催:国際女性の地位協会 Mail・info@jaiwr.net

◆11月22日(水)18:00~20:00
▼シンポジウム「同性カップルの法的保障を考える~多様な家族が平等であるために~」
▼登壇:小野春、白石岳志(世田谷DPRメンバー)、鈴木賢(明治大学法学部教授)、宍戸常寿(東京大学大学院教授)
▼場所:弁護士会館17階1701会議室(地下鉄霞ヶ関駅)
▼参加費:無料
▼主催:日本弁護士連合会 TEL・03-3580-9512