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集会「3・11を忘れない~福島から未来へ」

 東京電力福島第一原発事故から6年。帰還促進政策の中で、現行の災害救助法に基づく住宅提供の打ち切りが迫り、原発事故被害者は精神的にも経済的にも追いつめられた状況におかれています。昨年4月から小売り電力の全面自由化が始まり、私たちは再生可能エネルギーの電力を選べるようになりましたが、国は託送料金への上乗せという形で国民全体から廃炉費用を回収しようとしています。

 3月10日(金)の13時から16時まで、東京・文京区区民センター2A会議室(後楽園駅または春日駅)で、「3・11を忘れない~福島から未来へ」を開催します。

 当日は、武藤類子さん(ひだんれん共同代表)の基調講演「つながり合う被害者と福島の今」と、大島堅一さん(立命館大学教授)の基調講演「どうなる東電?どうなる私たちのお金?」を予定。このほか現場報告などから、原発事故被害の実相と、エネルギー政策の未来をみつめます。ぜひお誘いあわせの上、お越しください。

 参加は要申込。資料代500円。問合せは、TEL・03・6909・5983(深草)まで。詳細は、URL・http://www.foejapan.org/energy/evt/170310.html でご覧ください。このシンポジウムを主催する国際環境NGO(認定NPO法人)FoE Japanは、世界76カ国に200万人のサポーターを有する Friends of the Earth International のメンバー団体として、1980年から日本で活動しています。