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脱原発を求める今秋の意見広告に協力を

 日本政府や電力会社は、長年核燃料サイクル政策を続けてきました。青森県六ヶ所村再処理工場で使用済み核燃料を処理してプルトニウムを分離し、それを燃料に使うと同時に、使った以上のプルトニウムを増殖するとされるのが、福井県敦賀市の「高速増殖炉もんじゅ」です。

 12兆円もの税金が投じられながら、再処理工場も「もんじゅ」も、完全に行きづまり破綻しています。それどころか、水や空気に触れると爆発するナトリウムが大量に使われる「もんじゅ」、そして全国から集められた使用済み核燃料がプールで冷却されている再処理工場とも、巨大地震に襲われたら日本が壊滅するほどの大惨事が生じます。文部科学省は原子力規制委員会から「もんじゅ」の「抜本的見直し」を勧告されたにもかかわらず、新法人の形式を与えて継続させる方針です。

 そこで今秋、『毎日新聞』全国版に「もんじゅ」と使用済み核燃料処理の中止、そして原発再稼働中止を訴える意見広告を掲載する予定です。電気は余っており、日本列島が地震の動乱期に入った今、大惨事を防ぐためにもぜひご協力ください。団体は一口5000円、個人は3000円です。問合せは、ストップ・ザ・もんじゅ 〒573-0028大阪府枚方市川原町1-5 TEL・072・843・1904 FAX・072・843・6807まで。振込先は、郵便振替口座00930-5-3548 加入者名「意見広告市民の会」です。