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ジェンダー情報

【参議院】外交防衛委員会で片山議員が女性差別撤廃委員会の林陽子委員長を批判 3月17日

 参議院外交防衛委員会で17日、自民党の片山さつき議員が、国連女性差別撤廃委員会での「慰安婦」問題審査に関連して質問した。
 元「慰安婦」たちの「真実、正義、償いを求める権利」を保障し、彼女らに寄り添った解決を目指すように、などの委員会勧告が片山氏は不服だったようで「日本から委員長に選出されている林さんという弁護士は、かつて女性国際戦犯法廷の日本側代表だった松井やより氏等々の後継に当たる方で、非常に強いご主張を持たれた方であることは間違いないという客観的な評価がある」と発言。林陽子弁護士が委員や委員長になった経緯について尋ねた。委員長の強い意向が勧告に働いていると言いたいのだろうだが、委員は出身国の審査には携わらないし、世界23カ国の弁護士ら専門家で構成される委員会が委員長の意向を忖度することなどあり得ない。委員に対して失礼な言いぐさだ。
 質問に対し岸田文雄外務大臣は「2008年から林陽子氏が女子差別撤廃委員に選出され、2015年から委員長を務めている。委員長は23名すべての委員によるコンセンサスで選出される」と事実関係のみ答えた。

【政府】昨年把握のDV6万件、ストーカー被害2万件と警察発表 3月17日 

 警察庁は17日、全国の警察が2015年に把握したストーカー被害は2万1968件(前年比3.7%減)と3年連続で2万件を超えたと発表した。ストーカー被害が減るのは4年ぶりだが、警察幹部は「今後の推移を見ないと頭打ちになったとは言えない」としている。元交際相手のプライベート画像をインターネット上に流出させるなど、いわゆる「リベンジポルノ」の被害相談は1143件だった。
 一方、DV(ドメスティックバイオレンス)被害は6万3141件(同6.9%増)と01年の法施行後の最多だった。被害者はほぼ9割が女性。
・(毎日新聞、NHK、共同より)

【インフォメーション】

◆3月30日(水)14:00~17:00
▼被災地の「女の子」相談から見える「地方創生のヒント」とは
▼会場:東洋大学1号館6階1601教室(都営白山駅、地下鉄本駒込駅)
▼登壇:田端八重子氏(よりそいホットライン被災地専門ライン責任者)、皆川満寿美(大学非常勤講師)、植野ルナ(横浜市男女共同参画推進協会)ほか
▼参加費:無料
▼主催:(一社)社会的包摂サポートセンター
▼後援:内閣府