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バークレー市を紹介するDVD活用を

 この9月15日、米カリフォルニア州バークレー市議会が、『沖縄県民を支援し辺野古新基地建設に反対する』決議を全会一致で採択し、沖縄はもちろん、世界各地に大きな共感を呼んでいます。

 14年前の「9・11」事件直後、全米主要都市のメインストリートが星条旗で埋め尽くされる中、唯一『アフガン爆撃反対』を決議したのもこの市でした。そこで、アフガン爆撃当時のバークレー市を現地取材し、DVD『バークレー 市民が作る町』を制作いたしました。再びバークレーに関心が注がれるなか、新たに増刷して各地で上映会が開かれています。

 この作品は、60年代初頭の公民権運動や、カリフォルニア州立大学バークレー校での政治活動の自由を求め、800人の学生逮捕に対して全米初の全学ストライキで全面勝利した運動、そしてベトナム反戦運動等を紹介し、貴重な影像を納めています。

 あわせてこの歴史の中から生まれた、市民のボランティア参加で構成する40を超す委員会が市政の提案母体になっているシステム、全市民の参加を前提に夜7時から開会され、毎回市民の自由発言から始まる市議会等、市の民主主義を活かした運営を描いています。

 議会制民主主義が危機の現在、自治体議会の在り方を問い直す教材としてぜひ活用ください。DVD35分 個人3000円。団体1万円。申し込み406・6786・6485 マブイ・シネコープまで。Mail・mabui1101@nifty.com