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伊方原発再稼働に反対する署名協力を

 原子力規制委員会は7月、四国電力の伊方原発3号機の「審査書」を決定しました。愛媛県の中村時広知事は住民討論の場を設けず対応しようとしており、伊方町の山下和彦町長も「安全性が確認された」と述べるなど、伊方原発3号機を再稼働させない取り組みは正念場を迎えています。

 伊方原発はすぐ近くに中央構造線活断層帯が走り、真下には南海トラフの震源域があるという危険な地形に位置しています。事故が起きたら瀬戸内海、西日本が深刻な汚染に見舞われます。また伊方原発の狭い敷地では、汚染水を蓄えたり、処理することはできません。事故対策のための要員や物資の搬入どころか、原発から西の佐田岬半島に住む住民約5000人が被ばくせずに避難できる保証もないのです。
 しかも同3号機では、ウランよりさらに危険なMOX燃料での再稼働が目論まれています。このため、私たち「伊方原発をとめる会」は現在、県知事に対し、(1)再稼働を認めない(2)住民の声を聴き、原発問題の本質を深めるための「公開討論会」を開催する----の二点を要求し、緊急署名活動に取り組んでいます。ぜひ、多くの皆様のご協力をお願いいたします。
 署名用紙は、会のホームページ(URL・http://www.ikata-tomeru.jp/)からダウンロード可能。連絡先は、〒790-0003愛媛県松山市三番町5-2-3 ハヤシビル3階。TEL・089-948-9990 FAX・089-948-991。集めた署名は必ず郵送で。