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毛皮に反対する「10・25 デモ行進」

 温暖化といいつつ、もう街には毛皮の衣料品が出始め、襟などに毛皮を付けたコートは若者の定番です。

 毛皮は、率直に言えば動物の身体から剥がした毛の生えた皮。贅沢品と思われがちですが、近年、キツネ、アライグマ、ウサギ、さらに犬や猫などの毛皮生産が中国などで爆発的に増え、日本にも大量に輸入されて、人工の毛皮(フェイクファー)と変わらない、あるいはそれよりも安い素材として、衣類や靴、アクセサリーなどさまざまなところに使われています。

 しかし、今や防寒性能は化学繊維のほうがずっと優秀。つまり、日本人にとっては毛皮で防寒する必要はなくなっており、ほとんどの毛皮はおしゃれ目的に使われているのです。

 その毛皮を、ひたすら安く生産するために、毛皮動物たちは、過密で不潔な檻の中で自由を奪われ、数カ月から数年のうちに屠殺されます。肛門から電極を差し込む、動けなくして生きたまま皮を剥ぐなど、きわめて残酷な屠殺法が用いられています。

 このようにして動物たちからとり上げた毛皮をほんとうに着たいのでしょうか? と問いかける東京渋谷のデモ行進にご参加を!

【集合】
10月25日(日)13時30分、東京・代々木公園ケヤキ並木

【お問い合わせ】
NPOアニマルライツセンター(代表・岡田)
電話番号 080-5645-8581(岡田)・080-5020-0791(木村)
URL http://www.no-fur.com/